52、東京の桜と円空仏

昨日は東京へ出張でした。

三寒四温とはよく言ったもので、暑かったり寒かったりで、体温調節が大変ですね。

 

朝の本庄早稲田駅は肌寒いです。

本庄早稲田駅が出来てから、伊勢崎から都内へのアクセスは、とても楽になりました。

わずか49分で東京駅までひとっ飛びです。

熊谷、大宮、都内へと近づくにつれ、どんどん桜が満開に近づきます。

王子駅・飛鳥山公園を過ぎると、いよいよ満開です。

都内は桜が多い事に驚かされます。

 

上野で降りて、銀座線で虎ノ門・新橋で仕事です。

少し早く終わりましたので、上野に立ち寄りました。

新橋から上野までタクシーに乗車して車窓を見ておりました。

外堀通りから、不忍通りに入ると、不忍池から望むスカイツリ―は、

高いビルも少なく、桜越しのスカイツリ―が綺麗です。

タクシーを降りて、上野公園を少し歩きました。(三千本も桜の木があるそうです。)

 

帰りの新幹線には、時間が少し空きましたので、

国立博物館に立ち寄り、飛騨の円空展を拝観してきました。

「東京国立博物館140周年 特別展「飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡―」

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1556

平日にも関わらず、沢山の人出です。

静けさと荒々しさを兼ね備える仏たちは円空ならではです。

皆さん円空仏に目が釘付けです。心をわしづかみにされた心持です。

変動の時代には必ず円空仏のブームがありますが、まさに今の様な気がします。

51、蕾

近所の『いせさきし市民の森公園』、いよいよ河津桜が満開です。

白木蓮も急ぐ様に咲き誇ります。

ソメイヨシノも蕾を開き、いよいよ桜前線も伊勢崎市に到着です。

この地域は通常ですと、入学式に満開なのですが、今年は早いですね。

先週に引き続き、今日は息子の卒業式でした。

大きくなりました。心も体も。

どんどん自我が強くなり、個性も出来てきます。

どんな大人になるのだろう。

人の話に素直に耳を傾け、感謝し、思いやりのある人になって欲しいものだ。

一生懸命やった人だけ、運は味方につく。

努力は裏切らない。

 

50、春の便りと卒業式。

暖かい日が多くなってきました。先週の木・金と20度を超えて、汗ばむ暖かさです。

小麦も緑が濃くなり、眩しい位です。

梅も白梅・紅梅と咲き揃います。

近くの伊勢崎市『市民の森公園』には河津さくらが咲き始めました。

暖かさから、たくさんの方々が、そぞろ歩きで散歩に出かけています。

今週末頃が満開で一週間位が見頃でしょうか。

是非お出かけ下さい。 http://www.imap.ne.jp/place_detail/page/418/0/

 

今日は、朝から娘の卒業式に参列です。暖かい良い日で卒業式日和です。

『仰げば尊し』はいつ聞いても心を掴みます。子供たちの声が響きます。

良い卒業式でした。

 

娘には、笑顔の素敵な女性になって欲しいです。

女の子は、笑顔に勝る(まさる)化粧なし です。

どんなに綺麗に化粧しても、笑顔に勝るものはありません。

笑顔が素敵でなければ意味がありません。

思いやり。気遣いが全てです。笑顔が顔を作り、人を作ります。

うるさい親父ですね。(笑)

※お陰様で、ブログも今回で50回目を迎えました。つたないブログに訪れて下さり、ありがとうございます。心より感謝します。今後も宜しくお願い致します。

 

49、ウグイスの初鳴き

今週の関東以北は、記録的な雪と連日報道されていますが、

関東では、日も伸び、日中の車内は暖かい日も多くなりました。

先日、山梨・長野と出張しましたが、長野はまだ雪の中です。

冬の谷間の五月晴れでした。

山梨へ降りて行きましたが、富士山もいい顔を見せてくれました。

この日はとても暖かく、熊谷ではウグイスの初鳴きも観測されました。

「桜前線」同様に、春を告げる「ウグイス初鳴き前線」です。

ウグイスは暖かい春になると『ホーホケキョ』と鳴きます。

春の、この繁殖時期にオスがメスを誘い、この時期だけ『ホーホケキョ』と鳴きます。

繁殖期以外は『ホーホケキョ』と鳴きません。

この時期だけの求愛の鳴き声なのです。ゆえにウグイスには、春=恋の図式です。

梅の花もほころびはじめましたが、梅とウグイスは切り離せません。

梅前線はないのに、「ウグイス初鳴き前線」はあります。不思議です。

「ウグイス初鳴き前線」は私に春を告げる音色です。

 ※追伸

昼食に甲斐市の定食屋さんに入りました。

たまたま入った定食屋さんでしたが、まあ量がすごい事、すごい事。

甲斐市でも有名な 『お食事処 ぼんち』 さんです。

写真を見て下さい。どうですか。

私はミックスかつ定食を頂きましたが、申し訳なかったのですが、

半分も残してしまいました。すみません。

ボリューム、凄すぎです。

半分も残した罪滅ぼしにアップしておきます。

『お食事処 ぼんち』  甲斐市富竹新田457-1

http://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190101/19000147/

 

48、赤福と伊勢たより。

先日18~19日と滋賀県・三重県へ出張でした。

訪問させていただきましたお客様におかれましては、お世話になりました。

初日は早朝から出発したのですが、中央道は諏訪から先、伊那・飯田と雪に見舞われ、

センターラインも見えず、冷や冷やの運転です。

愛知の小牧を越えてからも関ヶ原・養老辺りまで雪まじりです。

滋賀で商談を終えて、新名神高速道路で、三重に初めて訪れました。

山は雪混じりで伊勢道も雪です。

商談を終えて伊勢市に宿泊です。

せっかく伊勢に来ましたので、帰りは伊勢神宮に参拝してまいりました。

やはり日本における神社の最高位、荘厳な雰囲気と格式は別格です。

帰りは伊勢神宮の門前町・おはらい町にある赤福本店に立ち寄りました。

伊勢土産と言えば赤福という程、市内のあちこちに看板があります。

子供のころ、名古屋のお土産は決まって赤福でした。

40歳を過ぎて、あんこが食べられるようになりましたが、

最近まであずきや甘い物が苦手でした。

今は食べ物の味覚も変化し、あんこも食べられるようになりました。

最近まで食べれなかったのに(笑)今はおいしい。緑茶との相性抜群。

小さい頃は気づきませんでしたが、赤福の箱の中には、伊勢地方の

暮らしの歳時記を版画にした「伊勢たより」という素敵な栞が入っています。

気付かないと捨てられそうな小さな栞ですが、365日毎日違う絵柄と文で

構成されていている版画が楽しめます。毎日ですから頭が下がります。

(詳しくは赤福さんののHPをチェック!  http://www.akafuku.co.jp/ise/ )

接客の様子を見ておりましたが、やはり行き届いております。

ホスピタリティーには老舗としての伝統と、変化も垣間見れます。

懐の深い街でした。ゆっくりと時間をかけて訪れたいです。

 

47、巨星逝く。

 3日に66歳で歌舞伎俳優の十二代目・市川団十郎さんがお亡くなりになられた。

生前、当たり役であった「勧進帳」の武蔵坊弁慶が花道で行う飛び六方は、

素晴らしいの一語に尽きる。

短い間に、歌舞伎界は2名の宝を失った。

先日の中村勘三郎さんに続き、ファンの衝撃 は計り知れない。

団十郎さんの生前の言葉で、印象深い言葉がある。

「つらくない人生なんてない。」

団十郎さんも勘三郎さんも、歌舞伎の代表的な家系である。

トップとして屋号を守り、歌舞伎を守ってきた責任と重圧は計り知れない。

お二人とも孤独と向き合う事を知っている。

「覚悟と責任」とは孤独と向き合う事の様に思う。

トップランナーは寂しさと同居している。

 

 

46、湘南と懐かしさ。

 昨日、出張で神奈川を訪れました。

新規のお取引のご挨拶と納品を兼ねて、神奈川西部を廻らせていただきました。

二宮で納品し、小田原から大磯~平塚~藤沢~逗子市と海岸線のお客様へ御挨拶と

MRしてまいりました。

大磯の国道一号線を走っていて大学生の頃の懐かしい映像が頭をよぎりました。

あの頃は時間がたらふくにありましたので、湘南や伊豆へは、よくドライブ行きました。

大磯の小高い山の上の湘南平は、夜景を見によくドライブに来ました。

25年近く前の湘南平へ上がる夜道は怖い位に真っ暗で、車のライトを消して走り、

スリルを味わったり、お化けトンネルや廃墟に行ったりして、朝のファミレスで座った人数

より、1個多くお水が出てきて、仲間やウエイトレスさんとぞっとした事を思い出しました。

海岸線を走りながら、楽しそうな笑顔をたくさん見ました。

江の電と並走し、穏やかな海を見ていました。R134は想いで深い場所です。

帰りは横浜へ立ち寄り、遅い昼食をとりました。

時間無制限の点心を頂きましたが、年ですので胃がもたれます。

若いころの様に食べられませんね。

帰宅し、お土産に買った小田原の鈴廣かまぼこで一杯です。

ウチの家族は練り物フェチです。(笑)

 

 

45、爆弾低気圧で雪化粧

今日は太平洋側も爆弾低気圧の影響で、関東一円雪化粧です。

今シーズン、初めての雪です。積雪は7~8センチ位でしょうか。

関越自動車道も練馬から本庄間で通行止めです。

私が大学生で、東京に住んでいる頃、友人達に「群馬県は雪国だろう」と

思われていた事が多かったです。

実際には群馬南部は雪とは縁のない土地です。北部と南部では全く気候が違います。

群馬県南部は、都内で雪が降っている時も降らなかったりと、意外と雪がないのです。

ただ私の記憶の中では、「成人式前後は雪が降る」という残像が、

脳裏に刷り込まれています。長女が生まれる前日も、ちょうど成人式があり、

大雪の中を産婦人科に送って行った記憶がよみがえります。

この時期の雪を見るたびに、長女が生まれた時の記憶が思い出されます。

あれからもう15年です。成長する嬉しさ、離れていく切なさ。

年を取りました。(笑)

雪に慣れていない土地ですので、明日の朝のスリップには要注意ですね。

 

44、行きづまりが多いのは 自分が裸になれないからだ。

今日は年始の挨拶で群馬県北部を廻らせていただきました。

先月の大雪も、嘘のように道路には雪がありません。

入社して17年経ちますが、ここ数年雪が少ない様に感じます。

入社間もない頃、年頭の県北部の挨拶廻りは雪が多く、スタットレスタイヤなしでは、

廻れませんでしたが、ここ数年、道路にはほとんど雪がなく拍子抜けした感じです。

お客様も世代が若くなり、皆さんそれぞれの立場をわきまえ、

立ち位置を模索し、会社を牽引しています。

私も40半ばを過ぎ、教えられる事よりも、教え伝える事も多くなりました。

伝える事は難しい事です。どう伝えたら理解してもらえるのか。さてさて、、、。

今日訪問した、お客様の事務所には、作家であり講師の石川洋(いしかわ よう)氏の

『自戒』が貼られていました。

先入観をもってはいけませんが、お客様と詩の接点が見つからず、

詩とのギャップ、この振り幅に、にやにやしてしまいました。

お土産物にプリントされている様な誰でも共感出来る内容です。

 

詩はこんな詩です。

「自戒」   石川洋
つらいことが多いのは 感謝をしないからだ  
苦しいことが多いのは 自分に甘えがあるからだ
悲しいことが多いのは 自分のことしか分らないからだ
心配する事が多いのは 今をけんめいに生きていないからだ
行きづまりが多いのは 自分が裸になれないからだ

石川洋的『五戒』です。

この文に初めて触れたのは、確かPHPの冊子か文庫本だった様に記憶している。

人間としての、基本の思いやり、感謝、生きていくことを教えていただける

本だと思います。 戒めの詩としては、琴線にふれる方が多いのではないでしょうか。

明日のことは誰にもわかりません。

わからないけれど、今日なすべきことを一生懸命にすることが、大事ですよね。

まさに、誰の心にも当てはまる、心に響く自戒ではないでしょうか。

自我よりも、物事や相手と、いかに向き合うか。

以前も述べましたが、つまらぬプライドや見栄は必要ありません。

「ええかっこしー」は所詮うわべだけで、何も変わりません。

変化することは、思いやり・ホスピタリティーに尽きる気がします。

仕事ですから、数字・利益にこだわらなくてはなりません。

数字・利益を上げるには、思いやり・気遣いだと勝手に思っています。

 

43、一を聞いて十を知る。

厳しい寒さが続く北海道・枝幸町歌登では、

この冬、全国最低となるマイナス31.7度を記録しました。北海道は冷凍庫の中です。

関東でも寒さが厳しく、肌を刺す様です。

子供の頃はこんな寒さだったなと実感しています。

 

この所、『一を聞いて十を知る。』という孔子の論語が頭の中を駆け巡っています。

物事の一端を聞いて、全体を理解するという意味ですよね。

孔子ですら、「私はようやく二を知る程度です。そこまで賢く理解力がある事に及ばない」

言っているのですから、凡人の私は到底及びません。

ただ理解する事・聞く姿勢は、知る能力を上げてくれます。

ただ聞き流すのではなく、相手の話の意図や、内容がくめる様になりたいです。

一を聞いても0.5しか理解出来ないのでは意味がありません。

一を説明していただくのに2倍の説明、3倍の説明をしていただき、

1しか理解できないのでは悲しい事です。

最低でも一を聞いて一は理解したいと心がけています。

やはりきちんと向き合う事でしょうか。

人に・物事に、、、。

 

※今週から来週末頃まで、年始のご挨拶をさせていただいております。

御挨拶のお時間をいただき、ありがとうございます。

どうぞ宜しくお願い致します。