100、秋らしい秋。

 お盆過ぎは、天候不順と早い秋雨で、夏が終わった。

そして9月に入ると季節が一変し、一気に秋に突入した。

ここ数年、10月の体育の日まで30度位の残暑が続き、秋が短い。

しかし今年は秋を楽しめそうだ。

我が家の庭では、虫の音が深夜まで奏でる。心地よい。

そして秋の紅葉の彩を飾る一番手としてナナカマドが色づきはじめた。

先日の中秋の名月といい、今年の秋は充実している。長い秋が楽しめそうだ。

 

先週末は茨城に出張した。

栗の木は、いがぐりを沢山落とし、お米は頭を垂れる。秋の実りだ。

秋になるとなぜか栗が恋しくなる。

 

私のつたないブログも今回でちょうど100回目です。

いつもご覧くださりありがとうございます。感謝です。

 

ここの所、よく感じるのは最後は気持ちだという事です。

強い意志が気持ちの強さ、信念です。

気持ちが行動に表れます。まさに行動は。気持ちの表れです。

先日のブログで、「勝ち負けは執念の差」だと教わりました。

妥協は敵、努力は味方。まさに執念、気持ちの強さです。

諦めたり、妥協したり、先伸ばししたり、言い訳したり。人のせいにしたりと。

なんと情けないことか。

私のプリンシプル(信条・行動指針)は明確です。

①きちんと向き合う。(お客様に・取引先に・物事に)

②数字(数字で物を言う・数字に責任をもつ。)

③感覚(スピード感・責任感)

④思いやり・気遣い。

これだけです。

やったから結果が出たというより、結果をだすためにやると言う意識です。

あとは目的を達成する為に、今何をすべきか。優先順位をつけ行動です。

おのずと、きちんと報告する。連絡する。相談するという良い習慣が出来ます。

気持ちが変われば行動が変わる。行動が変われば必ず変わります。

受け入れられない人は変われません。つくづくそう感じます。

まず言い訳をしないで素直に耳を傾けて行動する。これしかありません。

受難の時代、誠実に取り組むしかないのです。

最後はまじめに向き合える人が勝てると信じています。

 

99、すごい雨と風、変な夏だ。

連日の異常気象。

広島の土砂崩れ。福岡や北海道の記録的な大雨。

昨晩は伊勢崎でもバケツをひっくり返した様な大雨とひどい風。

近年の夏。かなりおかしい。

地球が人間に怒っている。そんな気がしてならない。

 

そして今日は、朝から子供のPTA行事、『親子草むしり』に参加です。

暑い中、朝から庭の草むしりと校庭の石拾い。

大勢の児童、保護者の皆様・先生方にご参加いただき、綺麗になりました。

この場をかりて感謝します。ありがとうございました。

 

さて少し手元の本を3冊ご紹介します。

● 『西の魔女が死んだ』 梨木果歩  新潮文庫

梨木さんの作品は誰かの血となり肉となる。そんな梨木さんですが、お総菜やさんになりたいとか。

何かが目覚めるかも。

 『ツナグ』  辻村深月  新潮文庫

一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという 「使者(ツナグ)」

このフレーズだけ聞いても心に染み入る感じがしませんか。

● 『毎日の大人服』 主婦と生活社

西宮のセレクトショップ『パーマネントエイジ』のオーナー、林ご夫妻の提案するおしゃれについて。

いたって普段使いの服や物ですが、非常にいい感じでおしゃれです。

ベーシックな中にもセンスが光ります。

こんな素敵な年のとりかたに憧れますね。

おしゃれさんには超おすすめです。

 

 

そして、この間のテレビで、神田沙也加が言い事言っていた。

『勝ち負けの差は執念の差』 『信じ続ける事、努力し続ける事が大事』 だと

若いのにしっかりしている。勝負してる。逃げてない。

素敵な事を言うね。

 

98、暑中見舞い。

 連日の酷暑の中、一通の絵葉書が舞い込んだ。

聞くと、息子のクラスの子供たちに、担任の先生が出した暑中見舞いの絵手紙との事。

決して上手い絵でも、きれいな字でもないが味がある。(先生ごめんなさい。)

少なくとも私の心には十分響いた。

絵には、成熟前のトマトが絵描かれ、『 これから熟す 』と書き添えられている。

見たままを、そのまま切り取り、絵にしたのか、

それとも子供の未完から成熟への味来を願い、絵手紙を書いたのかは定かでないが、

『これから熟す』 よいフレーズだ。

子供達はまさに青いトマト。

青臭く固く、まずくて食べられい程未熟だが、強い生命力と未来がある。

私たち大人は、知恵や経験があり、熟れていて実に美味い。

但し、未来や時間は少ない。

私たち大人は、経験や知恵を次世代に授け、繫いでいく使命がある。

子供達が、どんな風に熟し、完熟していくのか楽しみで仕方がない。

 

 

97、いつまで一緒に。

 先日、小学生の息子、次男と三男と長野県の霧ヶ峰にトレッキングに出掛けた。

快晴の中、涼風走る高原をゆっくりと歩いてきた。

標高が高くなると、空の青さはひときわ引き立つ。

宇宙に吸い込まれそうなスカイブルー。この青さを感じに山旅をしようという感じもある。

霧ヶ峰の最高峰、車山山頂は、ロープウェイで上がって来る人たちも多いため、

観光の方も含めてごった返している。

それでも360°の大パノラマからは、蓼科山から八ヶ岳、甲斐駒の南アルプス。

富士山や中央アルプスは残念ながら顔を隠していたが、

浅間山や秩父の連山まで見渡せた。

 

下山中、どんどん下りていく子供達を見ていて、手が離れていくなと痛感した。

すでに高校生の娘や、中学生の息子は自分の価値観や信念をもち、

自分のライフスタイルを作りつつある。

親と一緒にいるのが、うざくなるのは当然だ。大きくなった証拠。

ただ寂しくなるのも、これまた事実。うれしさ反面、せつなさ反面。

いつまで一緒に歩いてくれるのかな。

 

帰りは松本に立ち寄り、松本城を見学してきた。

先日テレビでお城の特番を放送していたので、子供達はお城に興味深々。

足軽目線で城を見るぞと意気込んでいた。

考えれば、これまでにもプライベートや出張先で、

北は弘前城から、仙台青葉城、小田原城、高田城、静岡駿府城、浜松城、掛川城、

岡崎城、犬山城、岐阜城、名護屋城、大阪城と何故かたくさん城を見てきた。

威厳や風格に惹かれるのか。日本人だなと感じる瞬間だ。

子供達は自分のDSでお城撮影会。よい構図を探し、シャッターを切る。

お濠に突き出す、月見槍は、まさにお月見をするのに開放的で、風情満点。

心地よい風が通り、こんな場所で月を愛で、一献酒を酌み交わしたいものだ。

子供達と酒を飲める日が来る事を夢見て。

 

96、悲しいほどお天気。

 梅雨明け10日は、日中の雨がない。

例年通りの恐ろしい暑さが続いた。

台風や豪雨などで、また変な夏を感じたが、今年も暑い夏が来た。

携帯の防災速報が連日鳴り響く。酷暑のマークが突き刺さる。

伊勢崎市は言わずとしれた酷暑地帯。近隣の館林市は連日の暑さ日本一。

39℃も観測するやっかいさだ。

熱中症予想は、日に3回出る。 警戒・厳重警戒・危険の3段階だ。

運動は原則禁止。水分を十分に補給する事。 この速報が毎日。外は熱風。

さらに雨の日は一転、大雨予想の豪雨速報ばかり。

どうなってしまったのだろうか。日本の夏は。

 

悲しいかな、ミスもあった。

失敗は誰にでもある。但し次に起こさない。

失敗を最小限に、未然に防ぐのがプロだと思う。

前にも言ったかもしれない。

クレームはお客様の率直な声だ。

困っているから早く解決して欲しいという事。

お客様は困っている。困っているから早く対応する。当然だ。

クレーム=怒りではなく、対応が悪いからお叱りを受ける。だから怒らせてしまう。

すべてこちらが、悪いのだ。

きちんと向き合い、対応する。これしかない。

しかし、しょうがないとか、あれが悪いとか、これが駄目だと言い訳をする。

逃げる事を選択する。

駄目であれば、他でカバーすればいいという類の話ではない。

今きちんと向き合えない奴が、これからも出来るはずがない。

大事な事を先送り、逃げる。

今を大事に出来ない奴に未来はない。

悲しい限りだ。心苦しい。申し訳ない。

向き合う。誠実に。大事に。

心はどんよりしているが、外は 『悲しいほどお天気』 だ。

 

95、海の日

 三連休の最終日、雨が降りそうだが、かろうじてもっている。

天気も行ったり来たり、忙しい。

天気予報によると、このぐつつきが終われば明日にも梅雨明けらしい。

 

連休の合間、温泉プールに下の子二人連れて行ってきた。

水中での運動は、ゲトックス作用だ。体中の悪い毒素が抜けていく感覚。

ここのプールには温泉があり、プールで冷たくなった体を温泉ジャグジーで温められる。

温泉は最高だ。

 

さて、サッカーワールドカップも終了し、なんとなく脱力ムードが世間で漂う。

どのチームにも公平にチャンスはあるが、予選でのドイツの戦い方を見れば、

かなりの確率で優勝に近いチームと言える。

監督として理想の布陣を組める。

決定力のあるフォワード、ハードワークの出来る中盤。ミスの少ないディフェンス、

与えられた各ポジションで、各自が役割を果たす。

経営でも同じだ。じつに魅力的な布陣。

しかも戦略を徹底し、個々がイメージしながらプレイしている。

負けるはずがないなと予選リーグで確信した。

イメージ、想像する事。そのためには何をすべきか、皆よく理解している。

 

最後に、手元の本を少し紹介。

「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」  編訳 池田貴将  サンクチュアリ出版

天才思想家・吉田松陰の信念を知る、知の旅です。魂に火をつけられるかもしれません。

 

「人生の薬箱」  枡野俊明  kadokawa

だれもが持つ不安や悩みに、枡野住職の経験という薬箱から、自分に合う薬が出るか。

 

「玻璃の橋」 関口芙紗恵  光文社

桐生を舞台に、幕末・明治を生き抜いた女性の物語です。 

 

「京セラフィロソフィ」 稲盛和夫 サンマーク出版

経営者を超え、伝道者ですね。ブレてると感じた人は是非。

 

「生き抜くための智恵・全伝授」 小林吉弥 kkロングセラーズ

昭和のカリスマ、人たらしの極意が、、、。

 

 

94、土地土地で。

 週末、東海・中部とお客様を訪問させていただいました。

ご訪問させていただきましたお客様におかれましては、お世話になりました。

色々な面でお世話になり、刺激も受けます。

 

さて台風一過、お約束の晴天と、天候に恵まれた。

当初は台風に向かって出発するのかと気が引けたが、気持ちの良い一日だった。

圏央道が鶴ヶ島から、厚木まで繋がったので、格段にアクセスが良くなった。

都内を通らずに、東名までつながったのだから、50分以上の短縮だ。

こんなに利便性がよくなる日が来るとは。 会社から平塚位までなら、

一時間半程だろうか。便利になったものだ。

浜名湖を横目に、愛知・滋賀と急ぎ足だ。

一月に新幹線から見ていた浜名湖とは、色が違う。夏色だ。

夜は岐阜市内に宿泊した。

名鉄岐阜駅近く、宿泊したホテルのすぐ横に中華「スガキヤ」の路面店があった。

まさに中部に来てるなと実感。名古屋・岐阜は「スガキヤ」文化圏。

関東人の私が、「スガキヤ」を知っているのは、子供の頃、桐生と伊勢崎には

田原屋というデパートがあり、そこのフードコートに出品していたのが

「スガキヤ」と言うわけ。だから馴染みがあるのだ。

豚骨醤油のスープ。魚粉。先割れスプーン。

今食べても抜群に美味しいラーメンでもない。

でも食べてみたくなる。まさしくソウルフードだ。

「sugakiya」  http://www.sugakico.co.jp/

 

大垣・関ヶ原と回り、伊吹を初めて訪れた。

いつも思うが、初めての土地は興味深い。

日本は広い。知らないことも沢山ある。

その土地土地で、知恵を絞り、気候に順応し、暮らしていく。

人間の知恵には頭が下がる。

 

今回の家族への手土産です。

〇長寿もち  http://www.kashin-ohsuga.com/item03.html

この柔らかさ。餡子の量。絶妙。

お土産に美味いものなしというが、土地土地で隠れた美味いお土産はあるものだ。

〇安永餅 http://www.nagamochiyarouho.co.jp/

桑名名物だ。前にも紹介したかもしれない。伊勢の「赤福餅」よりも

表面に焼きがあり、香ばしさりで餡もほどよい安永餅のほうが、好きな方も多いかな。

餅ばかりだ。 餡子が食べられなかった頃が嘘のようだ。

味覚は変わる。

 

93、味来

 『 味来~みらい~ 』 と聞いてわかる人は、トウモロコシ好きですね。

甘味が強く、人気のあるスイートコーンです。

他のとうもろこしと比べても糖度が高く、平均糖度はなんと12度以上です。

フルーツのような甘さは一度食べたら忘れられないとうもろこしです。

この味来、今まさにシーズンに突入です。

梅雨の最中、6月の下旬の声を聞くと、落ち着きません。

味来が呼んでます。

最近は好んで、とうもろこしや枝豆やそらまめ等のものを食べる。

年齢のせいか、あっさりしたものを欲しているのか。

 さあ食べたくなったでしょう。

近辺では、埼玉北部、樺沢や岡部が産地です。

この時期、埼玉県の『岡部道の駅』は味来を求めるお客様でごった返します。

それほど味来を一度食べた人は惹きつけられます。

あの甘さ、ジューシーさ、まさにチャンピオンなのです。

 

そしていよいよ群馬も麦刈りが終わり、田植えの最中です。

水を張った田んぼは光り、この時期ならではの水の国になります。

水面はまさに写し鏡で、絶景です。

しかし群馬は晴天率が高いです。

夜は、雷や抜けるような豪雨ですが、

日中の群馬南部は、ピンスポットでこの近辺だけは快晴なのです。

晴れの神様が住んでいるかの様に、ここだけは晴れている時が多いのです。

梅雨の晴れ間の青空とあじさい、梅雨もまた楽しです。

 

92、吉祥寺

 もう大学を卒業して早26年。大学時代は東京都内の武蔵野市吉祥寺に住んでいた。

駅の北口から、サンロード商店街を五日市街道に抜けて、

すぐの場所に住んでいた。

この街に育てられたと言っても過言ではない。

飲んで、笑って、泣いて、バイトして、大学も通った。

魅力的な街だし、今も住みたい街ランキングの上位もうなずける。

 

今晩のテレ東の人気番組「アド街ック天国」では吉祥寺の特集をしていた。

私には、懐かしいお店が沢山でてきた。

ラーメンの『ホープ軒』。

カレーの「『まめ蔵』や、

お茶してた『くぐつ草』。

『さとう』のメンチカツ、『こざさ』の羊羹、

ジャズバー、『レモンドロップ』。居酒屋、焼き鳥屋。

ハーモニカ横丁『みんみん』。 ペンギンカフェもよく行ったな。

きりがないな吉祥寺の思いでは。 涙が出そうなラインナップ。

 

月日は25年以上経っているのに、思いでは色褪せない。

何故だろう。最近の事はよく忘れるし、名前も飛んでしまうのに。(笑)

あの頃の思い出は匂いや感触まで思い出す。

定食屋の雑然さ、大学への通学路。駅からの帰り道。

 

50才を目前にして、次のステージを考える。

若い頃は漠然として路頭に迷うが、

年を得て、つかんだ感覚や経験ほど、強いものはない。

経験を積み重ねた自信は若さに勝る。

若い頃はなんでも出来ると錯覚しているが、それもまた強さであり長所。

がむしゃらにやる20代。少しずつ回りが見える30代。

誠実に謙虚に、仕事と向き合う40代。

さあ50代。己が何たるか知る事ができるのか。

的確な判断・指示を出せるのか。

まずは目の前の課題を一つづつクリアにして、前へ進もう。

人はすぐ手をぬく。妥協は敵。努力は見方だ。

 

91、アルベルト・ザッケローニ

アルベルト・ザッケローニ。

来週から始まるサッカーワールドカップブラジル大会2014

に出場する日本代表監督だ。

昼間BSでザッケロー二監督の特集番組を放映していた。

かれは常に言っていた「よく観察し、分析する。」

観察することは問題を発見する事。理解する事。

分析することは、的確な判断とジャッジだ。実に仕事とにている。

日本代表監督に就任時、言っていた話で、感銘したエピソードがある。

『確実に言えることは私は日本の伝統を変えていくつもりはない。

その伝統の中に入っていくのはこの私であって、

日本人が私に合わせるのではない』と語っている。

「郷に入れば郷に従え」ということわざがあるが、

そこでの習慣や、やり方に従うのが賢い生き方ということであろうか。

それからでもオリジナリティーを出しても遅くない。賢い人である。

賢者の、W杯での活躍が楽しみだ。