111、星に願いを。

 昨晩12月14日、年間三大流星群の一つ、『ふたご座流星群』が見られた。

この『ふたご座流星群』、一晩に見られる数としては年間最大で、条件が整えば

一晩で400~500個も見える時があるという。

1時間あたりも40~60個、多いときは100個も見えるという。

昨日は寝しなに子供が騒いでいたので、何事かと外に出ると、

まあきれいな流れ星。次から次に。

これだけ多くの流れ星が見れるなんて。

「星に願い」でもかけてみよう。これだけ沢山の流れ星が流れていれば、

一つくらい願いをかなえてくれるかも。でも現実は厳しい。(笑)

 

 さて昨日は 『衆議院議員選挙2014』。たまには政治の話を。

今回の選挙の争点。 与党である自民党・公明党が、

消費税・アベノミクス・集団的自衛権・特定秘密保護法 等々。

これらの難題を信任していただけるかを国民に問う選挙だ。

 与党の一極集中は、実に恐い。権力の集中は破滅へのシナリオだ。

リベラルでない。パワーバランスが崩れる。

しかし対極の野党には、残念ながら受け皿はない。

与党を信頼するしかないということか。

国政でもいい、地方政治でもいい、リベラルな人材が現れるか。

 

しかしこの国は大丈夫なのか。

貧富の差はますます激しくなる。

年収200円以下が国民の24%。年収1000万円以上が3.9%。

この格差、国民総中流だった昔とは程遠い。国民としての一体感はない。

国民一人あたり、800万円近くの借金。

日本政府の財政赤字は1000兆円。民間の金融資産が1200~1400兆円。

あと200~400兆円は、「まだ大丈夫だな」などと平気で口にする。怖い。

他人事でなく、自分たちの手で選び、任せる。

1票は未来への投資だ。

 

110、雪、雪、雪。

 これほど長く雪道を移動したのは初めてかもしれない。

普段のスキー場への往復どころでない。長い道のりだった。

水曜日から週末を、南東北と新潟へ、出張して参りました。

お客様におかれましてはお世話になりました。

 連日のニュースで、北陸・日本海側の大寒波、大きく報道されていました。

まさに火中の栗、寒波大雪の中を、ひたすら移動の毎日。

 

初日は福島市までは晴れ。 安達太良山も望め、雪で薄化粧。

しかし山形県米沢市へ抜けると雪国に一変。

さあ、ここからは最終日まで終日の大荒れです。(>_<) 

天童市で遅い昼食。

「地方の麺グランプリ」で準優勝の名店、

『蕎麦店・水車』  http://www3.ocn.ne.jp/~suisya/

お蕎麦屋さんがつくる中華ラーメンですが、

あっさりしていてコクがあり、美味しいラーメンです。

このラーメン『鳥中華』と言います。

お取り寄せランキングでも全国上位ですので、納得のおいしさです。

かなり自分好みの味ですね。

 

 翌朝、山形市内の宿泊先の、ホテルから見る蔵王山も冠雪です。

足元から冷える寒さ、底冷えです。

朝食はバイキングで、そのメニューの中に山形名物『芋煮』がありました。

ご当地の芋煮、里芋もホクホクしていて、出汁も効いてて実に上手い。

山形の芋煮は、地域で2種類ある様ですね。

山形市などの盆地は牛肉が入った醤油ベースの芋煮、

方や庄内地方は豚肉が入った味噌ベースの芋煮だそうです。どちらも美味しいです。

我が家で作る芋煮は醤油ベースです。

味の決め手は『うまいたれ』です。

この『うまいたれ』は米沢市の(株)平山孫兵衛商店 で製造しています。

だし醤油です。 これをつかうと上手さが倍に。 大袈裟化ではありませんよ。

それくらいの上手さです。 山形に行くと必ずスーパーで購入するほど、

我が家の常備品です。

(株)平山孫兵衛商店   http://www.omn.ne.jp/~hirayama/

 

山形から新潟への移動はさらに本当に大変でした。

米沢から会津に抜けるのに、まあ恐い。

降り続ける雪に、肩が凝りました。

 

そして最終日、朝から大雪です。

新潟市内には大雪警報です。 さらに県内も大雪注意報です。

最近、雪の少ない新潟市内でもこれほどの雪は珍しいようです。

ホテルから出ると、ひょうが降ってきました。体にバチバチあたります。

どうなっているのでしょうか。(笑)

帰りの関越道も終始、雪です。特に越後川口から清水トンネルの県境までは、

本当に大変です。まさに緊張感ありで、豪雪地帯を通過でした。

トンネルを抜けると先ほどまでの豪雪が嘘の様に、群馬は晴れていました。

綺麗な満月が、帰りを迎えてくれました。ほっとします。

雪、雪、雪の出張でした。

 

 

109、あなたは私の青春そのもの。

 寒い雨の日が続いた。この季節の冷たい雨を、山茶花雨(さざんか雨)というらしい。

さざんかの生垣も実に見事だが、雨が降るたび、花を落としながら、寒くなるのは事実。

 冬が来た。

夕方の帰り道、西日がきつく、車の中まで差し込んで眩しい。

しかし冬の晴れの日の夕刻は、太陽が暮れなずむまで素敵な時間だ。

 

今日は何故か、松任谷由実(ユーミン)の楽曲「卒業写真」のワンフレーズが

一日中リフレインしていた。  『あなたは私の青春そのもの』 

松任谷由実 『卒業写真』                                         https://www.youtube.com/watch?v=jD3-nZjv8hg

若いころの思い出は鮮明だ。すぐにつかめる様に、思い出は蘇り、

過去へワープする。 思い出は温かい。

ユーミンの楽曲は、いつも寄り添って近くにいてくれた。

まさにユーミンこそ、私の青春そのものだ。

 

論語の一説。 「三十にして立ち、四十にして惑わず。五十にして天命を知る」

(三十歳でその基礎ができ、四十歳で自分の進む方向に確信がもてるようになった。さらに五十歳で天命を自覚する。)

さて不惑の40代だが、迷いばかりか。 進む方向ははたして正しいのか。 自問自答。

年を重ねると、変にいい人になろうとする。無茶しない。(笑)

正直に生きると、もめる。傷つける。素直という言葉は難しい。

あの頃の生き方を忘れないで。 『欲しいものは欲しいと言った方が勝ちー。』

 

108、小春日和とたき火。

 目まぐるしい毎日から連休に。ようやく一息。 

今日は長男と二人きり。普段できない事をやろう。

天高く、突き抜ける青空、小春日和だし、庭の落ち葉を集めて落ち葉焚き。 

親子でたき火の開始。 木炭と薪に火をつけ、風を送る。

気が燃えるパチパチした乾いた音。漂う煙。反射熱の暖かさ。

火は温かい。身も心も温かく休まる。火を囲むと人は優しくなる。

親子二人で、つまらぬ取り止めのない話をしながら火を見張る。

ついでに焼き芋も焼こう。

ホクホクして、甘くて、じつにおいしい。ゆったり火を囲み、時が流れる。

 

昨夜、長野県北部を震源とする地震があり、長野市と小谷村、小川村で震度6弱、

白馬村と信濃町で震度5強を観測した。

住宅が全壊したり、断水や停電も続いてる深刻な状況だ。

震災にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

「東日本大震災の揺れを思い出した」「大きな地鳴りが聞こえた」など、

地震の怖さが蘇る。

2004年の新潟県中越地震。

2008年6月の岩手・宮城内陸地震。

2011年3月11日の東日本大震災。

そしてまたこの大地震。自然は怖い。 

岩手・宮城内陸地震。この時は宮城県名取市のショッピングセンターでMRをしていた。

建物が横揺れを長く繰り返し、立てる状況ではない。物はガタガタと崩れだし、

正直だめかと思った。これが地震の恐ろしさか。痛感した。

東日本大震災は、悲しい事も多かった。

風評被害で野菜も売れず、会社としても厳しい経験もした。

現地は想像以上に状況は厳しかった。伝わらないニュースもたくさんあった。

あれから宮城・岩手・福島と幾度となく訪れているが、元の状況に戻るのは困難だ。

心安らかに平安な日々が訪れるために、個人として出来ること、

微力でもいい。一人一人が考えたい。

 

さて手元にある本と雑誌をご紹介。

(今回は私が愛してやまない民藝関連の本が半分です。) 

● 『92年分の色と形』  柚木沙弥朗  グラフィク社  

(92歳の染色家・型絵染染めの第一人者です。柚木さんの集大成です。アートは感じる事です。

尊敬してやまない方の一人です。)

● 『ぐんまの手仕事1・2 』  上毛新聞社

(伝統工芸からクラフト作家まで、ぐんまの手仕事がわかります。)

●『和楽 12月号 民藝のある暮らしってこんなに楽しい。』 小学館

(民芸の基礎がわかるかも。見て・買って・使って。初心者には教科書ですね。)

●『小山薫堂が90歳のおばあちゃんに学んだ大切なこと』 小山薫堂編 PHP

(京都にあるくれない茶屋というお茶屋のあばあちゃんのたわいもない話ですが、

きちんと人生・暮らしと向き合ってきた方ですので、生き仏か、はたまた天使か。)

〈人はな自分が気張らんと幸せにはならへん。ほかの人がいくらがんばったて、

自分は幸せにはならへんのよ。〉  なるほどですよね。

●『いのちのことば』 佐藤初女  東邦出版

(同じ系統の本が3冊続きますね。心が波立っているのかな。迷っているのかな。(笑)

90歳の初女さんの言葉には、深い洞察と真実があります。)

受け入れ、見守り、育て、赦すのが 「母の心」。母の心は女性だけでなく、男性にも必要ですね。

自分を見つめることもせず、相手に原因を探しても何の解決にもならない。

相手ではなく自分と向きあうことですね。

●『ことばの形見』 今井美沙子 作品社

(作家・今井美沙子が幼少時教わった、50の言葉です。日本から失われつつある昭和の品格と道理です。人としてやってはいけないこと。やるべきこと。洗心です。)

にこにこするとが、子供の仕事。人にしてもろうたことは忘れんな。

目に見えんもんが大事。程度ばしらん人間ほど、恐かもんはなか。

 

106、ぐんまちゃん。

 ここのところ、ずっと忙しい日が続いたせいか、頭がずっと回転してた。

せっかちなので、同時に沢山の物事を進める。

なので動いてないと逆に体の調子が悪くなる。

しかし、ようやく今日は、体も頭も休めた感じ。

朝晩が寒く感じてきたせいか、お風呂に入り、

湯船に浸かるのが、本当に温かく、実に気持ちいい。

つい声を出してしまう。『あー、気持ちいい。』

そして、こたつを出したよという季節の便りも多くなってきた。

冬の気配を感じる。

 

夕方のニュースを見てると、ご当地キャラクターの人気を競う

「ゆるキャラグランプリ2014in愛知セントレア」で、

ぐんまちゃんが悲願の1位に輝いたとの事。

2年連続の3位でゆるキャラの常連だったが、ようやくの1位獲得だ。

ぐんまちゃんはご当地キャラクターの草分け。

私が、高校3年生の時に開催された『あかぎ国体』で、

ぐんまちゃんはマスコットキャラクター。

とすると、20歳のバースデイを超えた、古いキャラだ。

さすがに2年連続で3位だと、1位獲得が県民の悲願になるね。

県民あがての応援が功を奏した。とにかくおめでとう。

2位も、埼玉県深谷市のふっかちゃん。ご近所です。

 

食後、録画しておいたBSの番組「インタビュー」を見ていた。

ゲストは日本電産の永守会長。

企業再生や経営のスペシャリストと言われている。

カリスマ会長、自信に満ち溢れている。

『ほらをふけ。夢を持て。』 仕事に対する集中は尋常でない。

以前、「勝ち負けの差は執念の差」と書いたが、永守会長ほどこの言葉が適切な方は

おられないとつくづくおもった。

経営はかくあるものかもしれない。

弱さにむち打ち、絶対に負けられない戦いもあるものだと気づかされた。

妥協は敵。努力は見方だ。

 

息子がおしるこを持ってきた。

ナイスタイミング。こういう時のやさしさ。 

甘さが身に染みる。

105、会いたい。

 何から話そうか。

先日、田んぼが光輝いていた。まさに黄金色。

日が沈むまでの、ほんの一瞬。季節が切り取られている感じ。

日本の四季は素晴らしい。

今年の秋は本当に長い。晩秋だ。

我が家の庭にも秋の彩がはじまった。

夏ハゼ・ダンコウバイ・ハゼ、毎日綺麗に変化する。

赤南天・白南天も実が付き始めた。

さらに5年・10年後を見据えて、紅葉する樹木の苗木を植えた。

紅カエデ・トウカエデ・サトウカエデ・ブナ・シロモジ・ジューンベリー等。

庭の未来をイメージしながら、樹木をレイアウト。大人の楽しみだ。

さて、先週末、所属する伊勢崎市PTA連合会のご厚意で、

さいたま市で開催された日本PTA関東ブロック研究大会・さいたま大会に

参加させていただいた。

分科会は健康をテーマにした講演を拝聴した。

なるほど、やはり朝食をきちんと取る、しかもバランスよく摂取するといいんだ。

成績も格段に良いというデータだ。

小学校でも10年近く『早寝・早起き・朝ごはん』の活動をしてきたが、

裏づけがあると、背中を押されたようでうれしい。

また野菜を先に摂取すると体にすごくいいらしい。

これらの話しは、『時間栄養学』という新しい学問なのだが、

興味をそそられる話題が多い。

興味のある方は、女子栄養大学副学長の香川先生の著書をご覧になるといい。

 

そして本大会のメインは、沢田知可子さんのトーク&ライブを拝見した。

沢田知可子さんと言えば、『会いたい』。この楽曲で一躍ムーブメントに。

財津和夫の隠れた名曲だ。

今回ステージ近くで聞かせていただいた。まあなんと伝える事が上手い人か。

言霊が観衆を包み、彼女の世界に引き込まれる。食い入るように掴まれてる感じ。

ステージでの立ち振る舞いは、大物女優。圧倒される。

前よりも上手くなっているし、綺麗になってる。

彼女の人生のバックボーンが垣間見えた。実に素敵な人だ。

伝え方。聴き方。勉強させていただいた。

104、風たちぬ。

 「風たちぬ」と聞くと、どちらを連想するだろうか。

松田聖子か堀辰夫か。

松田聖子の言わずと知れた楽曲、「風たちぬ」。

アイドル全盛期、トップアイドルの松田聖子が歌い大ヒットした。

ポッキーのCMでも使われて、ヒットに拍車をかけた。

僕が中学時代は、下敷きにアイドルの写真を挟んでいあたり、

『ザ・ベストテン』の様な音楽番組も多数あり、本当に楽しい時代だった。

今の様に携帯もなく、メールやラインもない世の中で、連絡手段は黒電話。

皆、隠れる様にこっそり電話してた。懐かしい。

何もかも楽しい、そんな昭和だった。

また楽曲提供も、作詞:松本隆・作曲:大瀧詠一による、

『はっぴいえんど』時代からの黄金コンビ。

特に大滝詠一は、私に音楽の楽しさを教えてくれた。

『ナイアガラボックス』『ロングバケーション』

紙ジャケのLP時代だが、擦り切れるくらい聴いたっけ。

音楽の趣味嗜好は、大滝詠一がベースになっている。

 

片や堀辰夫の名作「風たちぬ」。

「美しい村」でひとり暮しをしながら物語を構想中の若い小説家の見聞と、

彼が出会った少女の面影を、音楽的に構成した傑作。

 「風立ちぬ」は、風のように去ってゆく時の流れ。過去から吹いてきた風が、

時間的・空間的広がりを表している。

生きることよりは死ぬことの意味を問い、

同時に死を越えて生きることの意味と、

生きようとする覚悟と不安がうまれた瞬間をとらえている。

2人の限られた日々が、時間を超えた「生」を強く意識して、

共に生きる物語だ。

死を直面しての覚悟。生きる希望と強さをいつも感じる。

堀辰夫の作品は、歌を聴いている様だ。

ジブリ作品でも、堀辰夫の風たちぬがオマージュされたが、

時代を超えて、作品は残っていく。 

 

どちらも秋を感じる作品だ。

松田聖子の風たちぬがリフレインしている。

カラオケで唄おっと。

 

そして手元の読み終えた本を紹介します。

『子供が変わる 怒らない子育て』 嶋津良智 著 フォレスト出版

どうしても怒っちゃうんだよね。でもイライラから少し卒業できるかも。

『100の基本・松浦弥太郎のベーシックノート』 松浦弥太郎 著 マガジンハウス

人生のルール、生きてく上での羅針盤的な本です。

『松平家 心の作法』 松平洋史子 著  講談社

徳川家の気品と品格。人生に役立つヒント満載。お勧めです。

『悩まない』 矢作直樹 著 ダイヤモンド社

もう売れっ子の域の矢作先生、東大医学部の救急医学の教授です。

現場で死と向き合ってきた経験は人生で最も大切なことを教えてくれます。

『一分で一生の信頼を勝ち取る法』 矢野香 著 ダイヤモンド社

話すテクニック満載。なるほどという感じになります。

『お母さん仕事』 ひぐまあさこ 著  ワニブックス

家庭の日常を綴ったブログが人気のひぐまさんの本です。

暮らし上手な人で、楽しく暮らす主婦です。

 

 

103、米の国、山形。

 先週後半は、晴天の秋晴れが続く中、

福島・山形と訪問させていただきました。

訪問先のお客様におかれましては、お世話になりました。

ありがとうございます。

さて、今回の山形訪問、つくづく山形が米処だと感じました。

以前はフルーツ王国のイメージが強かったのですが、

秋の山形はコメの大国でした。

すでに稲刈りは終了しておりましたが、広大な山形平野・庄内平野は

田んぼの輪郭がどこまでも続いています。

また朝日町のりんご、寒河江や天童の野菜やきのこ。

まさに実りの山形です。

 

間部の月山ではすでに紅葉のピークです。

錦秋にふさわしいどうどうとした紅葉です。

 

今回は山形をぐるりと一周しました。

一日の終わり、鶴岡市湯の浜の海岸からの夕景です。

時間の流れがゆっくりしています。穏やかに心が整います。

 

多忙の中、時間を見つけて、加茂水族館に立ち寄りました。

今、この地域で一番旬な、世界一のクラゲ水族館です。

リニューアルオープン後、三か月で入場者50万人だそうです。

昨年一年間で入場者27万人ですから、すでに3か月で昨年の倍の入場者です。

納得の展示内容と面白さです。神秘的なクラゲには驚きを隠せません。

地方のひん死状態の水族館経営の危機からV字回復、

くらげという特化した素材で一転突破です。

知恵と工夫には目を見張ります。参考になることが多かったです。

 

後は酒田や遊佐町を回りました。

鳥海山が威風堂々と庄内平野を見守ります。

どこに訪問しても季節ごとに全く違う顔を見せてくれます。

日本に生まれた喜びを感じる一コマですね。

元気をもらいます。

102、金木犀と新米の香り。

 今週は二つのいい香りに満ち溢れた。

一つは、街のあちこちが金木犀の香りに包まれている。

花言葉通り、『謙虚』だが、香りは存在感に満ち溢れ、

足を止めて香りの方向を探してしまう。

そんな樹木は、金木犀をおいて他にないのでは。

長い間、同じ季節になると花を咲かせ、香りを漂わせる。

自分の居場所はここだよ。 「自分に注目して」と言わんばかりに。 子供の様だ。

そこに居場所がある事で、信頼し、信頼されている様だ。

もう一つの花ことばは、『真実』だ。『真実』、信頼に値する言葉だと思う。

 

そして新米の季節。炊き立てのご飯の香りだ。

今年の稲は台風の影響を受けなかったので、稲も倒れずに、生育も良い。

いつもお米を購入している叔父から、「新米が出来たよ」と季節の便りあり。

昨晩の我が家は、早速新米の甘い香りに包まれました。

新米は、水分の含有量が少し多いので、

水は少し少なめに炊くのが新米のルールです。

新米を食べる初日の我が家は、おにぎりと味噌汁だけです。これで十分。

お米の甘みが堪能できます。

まずは塩おむすび、続いて鮭おにぎり・しそこんぶ・おかか、、、。

そして味噌汁、今年は豚汁にしました。最強です。 美味いです。ご飯は。

これだけでも聞いてると、よだれがでそうでしょ。

 

しかし残念ながら、週末の日本列島に台風18号が接近で大荒れです。

明日の月曜日、すでに小・中・高校ともに早くも臨時休校の連絡が来ています。

被害がないといいのですが。心配です。

 

※山やとして、今回の御嶽山災害で犠牲と なった方々、並びにそのご遺族に

心よりお悔やみ申し上げます。

 

101、キャロル・キング

 さてさて、このブログも101回目となりました。

いつもつまらぬ話にお付き合い下さり、どうもありがとうございます。

今後も自分のスタンスで取り止めのない話を綴っていきます。

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 先週末、息子たちの小学校の運動会が終わり、

今週は近隣地域の小学校・中学校の運動会にお招きを受け、

子供達の一生懸命な取り組み、沢山の笑顔に囲まれた。

毎回、沢山の元気をもらう。

そしてこの涼やかな秋、祭りのあとのむなしさに似た秋になった。

昔の記憶はどんどん遠のいていく。

子供の頃の、あの天高く抜ける空の青さ、稲の香り。

今年は秋らしい秋の訪れで、忘れていた風景を思い出す。

そうだ。昔の秋はこんな感じだった。

昨日の空も、天に吸い込まれる青さだった。

 

 しかし世の中スゲーなと思う。おととい、4ヶ月引っ掛かっていた謎が解けた。

喉につかえていた小骨が取れた感じかな。

4ヶ月前、BSのとある旅番組でBGMとして流れていた楽曲。

そうだ長年、探した曲はこれだ。衝撃が走った。

でも曲名がわからない。facebookを通じて番組に曲名を問い合わせたが、

結局分からず。

諦めていたところ、とあるアプリに遭遇。

このアプリ、『soundo houndo』。

鼻歌やメロディーを吹き込むと楽曲を検索してくれるという優れものです。

そしてわかったのです。 探している曲が。

 You’ve Got A Friend / Carole King

youtubeでチェックしてみてください。

http://www.youtube.com/watch?v=rJPgxEi2BM8

それにしてもすごくないですか。鼻歌やメロディを吹き込むだけで、

曲を探すなんて。

本当に、びっくりです。しかしまあ、すごい時代になったもんだ。

 

 先日、枡野俊明さんの「人生の薬箱」を読み返した。

『人は不安の中で、寂しさを抱えながら生きている。人生は寂しさという波がいつも押し寄せてくる。しかし、そんな不安や寂しさがあるからこそ人間は一歩前に進むことが出来る。不安や寂しさは負の感情かもしれないが、その負の感情をいかに善きものに転じていけるか。そういう発想をいつももって生きてゆきなさい。』こんな文です。

いかに不安や寂しさと向き合うか。

今ある事に幸せを感じ、すこしずつ幸せに向って進む。

禅の発想の原点は寂しさや不安を取り除くヒントだと思います。

 

さて説教臭い年寄りになっていますが、来週からいよいよ10月です。

やりたい事。やるべき事。できる事。をよく見極めて、取り組みます。