秋が大好きなせいか、もうすでに初冬に突入しているにも関わらず、
まだ晩秋だと騒いでいる。往生際が悪い。
街路樹はきれいに色づき、冬の訪れを知るかのように葉を落とす。
葉っぱのジュータン。初冬の準備をしているようだ。
太陽も低く、やさしい光が街を照らす。
小春日和の穏やかな日が続く。山口百恵さんの名曲「秋桜」のようだ。
群馬の冬は風さえなければ穏やかだ。
初雪の便りも舞い込む。
谷川岳、男体山、赤城山、浅間山、遙か遠くのお山も初冠雪。
県北は雪雲が覆い、遠くにそびえる浅間山は、雪化粧して富士山の様だ。
まさに群馬の冬景色。
また気温が0度を下回り、初霜・初氷になると、人は暖房を使い始める。
ストーブ・ヒーター・こたつ、暖房用品揃い踏み。
この使い始めの日を「暖房初日」というらしい。
毛布1枚から掛布団が加わり、ズボンの下にはスパッツ。ヌクヌク。寒い訳だ。
それにしても今年の群馬県は活気づいている。
富岡製糸場と絹産業群の世界遺産登録、ぐんまちゃんのゆるキャラ日本一。
先週の東日本女子駅伝の群馬チーム優勝。これだけ華々しいのに知名度がない。
群馬県のブランド力向上には結び付かず、、、。
先日の日曜日、本屋さんで本を物色。
ある1冊の本を立ち読み。
鎌田實 著 『1%の力』 河出書房新社
大事なものを守るために、100%の力を注ぎながら、「もう1%の力」を、
他人のために 誰かのために生きる。こんな内容でした。
熱い思いが100%を超えていくと新しい世界に出会え、人生は輝きを増すと、、。
もう少し、頑張る、頑張る。
人は年を重ねると熱量が低くなる。冷めてしまう。あきらめてしまう。
変に大人ぶらず、笑い、怒り、泣き、喜び、苦しみ、豊かに生きたいものだ。
1%に出会うために。