136、時はさざ波。

先週は長野・山梨を訪問しました。

佐久から山梨に抜けるのに白樺湖を通過しましたが、

スキー場には地肌が見えています。 寂しいスキー場です。

それにしても今の若い子達はスキーに行かないよね。 スキーだけじゃないか。

淡泊だよ。 お酒も飲まない子も多いし、、、。 楽しいことは自分たちでつくるのにね。

暖冬の影響は、あちこちで感じていますが、ここ数日も暖かい日が続いています。

なんか冬らしくない、穏やかな年の瀬です。

 

大晦日を迎え、この頃よく思います。時はさざ波だなって。 

いつも凪の様に穏やかな波はなく、 さざ波の様に少し小さい波風がたっています。

次から次へ、問題は起こります。

でも時が過ぎれば、大した問題でもない様に感じます。 

大きな苦しみも来れば、大きな喜びも来ます。

人生のパワーバランスは、実によくできています。

 

仕事も自分自身に、自問自答です。

社員を成長させる。会社の業績を成長させるのが私の仕事であり、使命です。

動かすことは、実に難しい。 変化がない人は成長しません。

結果が出ない、出せない人ほど、「頑張ってる」 という言葉を使う。

自分が出来ない事を、景気が悪いとか、条件が悪いとか、人や物のせいにする。

出来ないのは、自分に能力がないからだ。 甘えです。

言い訳をする人で、結果を残した人を、私は見たことがありません。

ないものねだりばかりしている人は、何も出来ません。

冷静に分析し、何が足りないのか、何が必要なのかを考える。これが賢さだ。

自分で見つけられれば、必ず改善していくし、自分の長所も伸ばせると思う。

与えられたポジションで、何を求められて、何をなすのか。

多くの人は、自分の考えが間違っていないと思っている。

正しいと誇れる程の、物差しをもちあわせているのか。 これほど、あやしい事はない。

いつも謙虚に。 自分のやり方は間違っていないかと疑ってみるべきだ。

 

さてさて今年も数時間で終わります。

今年もたくさんの方々に支えられてまいりました。

この場をお借りして御礼申し上げます。

来年度も変わらぬご愛顧をお願いしてご挨拶とさせていただきます。

ありがとうございました。

 

135、冬の訪れ。

何をもって冬が来たと感じるのか。 人それぞれ違う。

群馬県人なら、浅間山や谷川岳が雪化粧し、赤城おろしが里に吹いて来たりすると

冬の訪れを感じることが多いと思う。

季節の催事なら、地元山王町の鬼子母神祭りや桐生西宮神社のえびす講。

一気に寒くなる。

年末が近くなると、クリスマスソングが街を賑やかし、しめ飾りや鏡餅。

新たな年を迎える準備も始まる。

そうそう、元旦に行われる、ニューイヤー駅伝の交通規制の立て看板も感じる。

ゆず湯やこたつでみかん。 我が家でも、そんな景色になってきた。

 

しかしあっという間に12月も中盤戦だ。

こんな時こそバタバタせずに、物事に向き合いたい。

心をこめて向き合う。感謝する。 なかなか出来ないかもしれない。

まずは形だけでもいい。続けていれば必ず心に伝わる様になる。

「何度も何度も言ってみる。やってみる。」 うわべだけから、いつしか本気になります。

 

お客様のニーズや価値観は常に変化していきます。 

私たちもそれに合わせて変わらなければなりません。

「変化なくして成長・成功なし」です。

物事は異常な程やって、やっと徹底します。

熱を持って取り組む。これしかないです。

 

最近は『気働き』という言葉を耳にしません。

『気働き』とは機転を利かせ、臨機応変に対応できる事を意味しますが、

誰にも分らずに気遣い出来る働き方です。

状況を把握、観察して、自分に求められている事は何か。

必要に応じて臨機応変に行動できる人が、『気働き』ができる人です。

今風に言えば、その場の空気を読めて対応できる人かもしれませんね。

機転が利く。気が利く。 現代の『気働き』ができる人になりたいものです。