10日に栃木、茨城両県で特別警報が発令され、鬼怒川の氾濫や茨城・栃木・宮城と各地に
大きな爪痕を残した。 集中豪雨のご被害、心よりお見舞い申し上げます。
日本海側の台風と太平洋側の台風に挟まれ、太平洋から流入した温かく湿った空気によって
次々とできた積乱雲が帯状に並ぶ「 線状降水帯」の発生が原因でした。
線状降水帯、初めて聞く言葉です。
線状に延びる降水帯で、積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらします。
次から次へ、南から北へ帯となって局地的に大雨がふりました。
大雨特別警報が、初めて関東地方でも発令されましたが、
気象庁を筆頭に、「経験した事のない〇〇」だと連呼しています。
最近の気候は 「竜巻・突風・ゲリラ豪雨、マグマの噴出、線状降水帯」と暴力的です。
「経験した事のない」というワードに対して、どう対応すればいいのでしょうか。
今回の洪水でも、非難勧告を信じてすぐに行動し、洪水の難にあったり、
逆に冷静に2階に逃げて難を逃れたりと、
情報を整理し、惑わされず、最終的には自己責任なのかもしれません。
決して他人事ではありません。
伊勢崎だって、線状降水帯が群馬にかかっていたら、洪水がおきて、
大きな被害になっていたでしょう。
もう何がおきるかわかりません。 準備が肝要かもしれません。