今朝、サッカー女子ワールドカップカナダ大会の決勝戦が開催された。
アメリカチーム、優勝おめでとう。
前回のドイツ女子ワールドカップ、ロンドン五輪に続き、
世界大会3回連続での顔合わせとなったが、
結果報道では、「なでしこジャパンとアメリカの決勝戦」は、
2-5と思わぬ大差がついたと報じられた。
そうだろうか。思わぬ大差だろうか?まさかの大差だろうか?
通算対戦成績は、日本の1勝23敗6分です。
この1勝というのは、2012年のアルガルベカップ第3戦での勝利です。
2011年ドイツワールドカップでの勝利はPK戦ですから、引き分けです。
つまり勝てる要素があまりないのです。
アメリカ相手によく健闘したと言うべきではないでしょうか。
外野はいろんな事を言います。勝手ですから。
しかし、なでしこジャパンの選手のインタビューは、一人一人が冷静です。
キャプテンの宮間は「自分たちの力不足だ」と言っていました。
よく分かっている。ほかの選手も冷静に分析していました。
『過去』 前回ワールドカップからの4年間で、連覇する為にどういう準備をしてきたか。
『現在』 何が通用して、何が足りないのか。
『未来』 これからの4年間で何が必要か、何を伸ばしていけばいいのか。
頭の中が整理できています。
仕事ですから、同じですね。 どの選手も過去・現在・未来が整理できていて、
イメージを具現化し行動に移せる。実に意識レベルが高い。
いつか必ずチャンスがきますね。
努力は報われます。
まずは準優勝なんですから、すごいよ『なでしこ』は。