年が明けて、ロウバイが咲き乱れたかと思うと、
2月の声がもうすぐ聞こえる時期に、梅がほころび始めた。
梅が薫る温かさも、もうすぐだが、
季節は行ったり来たりで日本海側は大荒れだ。
今日は新潟から谷川連邦を越えて、赤城山も越え、伊勢崎でも風花がまった。
風花が舞う日は晴天だが、風が強く、山は荒れている。
風花(かざはな)は、晴天時に雪が風に舞うようにちらちらと降ること。あるいは山などに降り積もった雪が風によって飛ばされ、小雪がちらつく現象のこと。からっ風で有名なわが群馬県ではよく見られる。
この寒さは空気中の塵を飛ばし、クリアな空気を形成する。
すると透明感のある空気は景色をきれいにする。
まさにこの時期の夜明けと夕焼けのグラデーションは息をのむ。
しかし1月は、良い話が聞こえなかった。どの業種もよくない。
地方創生など程遠い話。おとぎ話を聞かされるより、
一つでもコマを前に進め、きちんとくさびを打つ。
くさびを打ってから前に進む。確実に前に。
ナポレオンは、 リーダーとは『希望を配る人』の事である と言ってていたが、
希望に生きる人を、待望しているのかもしれない。
変える。変えられる。変化こそ進歩へのすべてだ。