もう大学を卒業して早26年。大学時代は東京都内の武蔵野市吉祥寺に住んでいた。
駅の北口から、サンロード商店街を五日市街道に抜けて、
すぐの場所に住んでいた。
この街に育てられたと言っても過言ではない。
飲んで、笑って、泣いて、バイトして、大学も通った。
魅力的な街だし、今も住みたい街ランキングの上位もうなずける。
今晩のテレ東の人気番組「アド街ック天国」では吉祥寺の特集をしていた。
私には、懐かしいお店が沢山でてきた。
ラーメンの『ホープ軒』。
カレーの「『まめ蔵』や、
お茶してた『くぐつ草』。
『さとう』のメンチカツ、『こざさ』の羊羹、
ジャズバー、『レモンドロップ』。居酒屋、焼き鳥屋。
ハーモニカ横丁『みんみん』。 ペンギンカフェもよく行ったな。
きりがないな吉祥寺の思いでは。 涙が出そうなラインナップ。
月日は25年以上経っているのに、思いでは色褪せない。
何故だろう。最近の事はよく忘れるし、名前も飛んでしまうのに。(笑)
あの頃の思い出は匂いや感触まで思い出す。
定食屋の雑然さ、大学への通学路。駅からの帰り道。
50才を目前にして、次のステージを考える。
若い頃は漠然として路頭に迷うが、
年を得て、つかんだ感覚や経験ほど、強いものはない。
経験を積み重ねた自信は若さに勝る。
若い頃はなんでも出来ると錯覚しているが、それもまた強さであり長所。
がむしゃらにやる20代。少しずつ回りが見える30代。
誠実に謙虚に、仕事と向き合う40代。
さあ50代。己が何たるか知る事ができるのか。
的確な判断・指示を出せるのか。
まずは目の前の課題を一つづつクリアにして、前へ進もう。
人はすぐ手をぬく。妥協は敵。努力は見方だ。