74、雪・再び。

 先日に引き続き、雪が降った。

前述したかもしれないが、伊勢崎はあまり雪が降らない。

というか全然降らない。東京都内や神奈川に初雪が降った時も降らなかった。

それほど雪とは縁遠い。3センチも降れば交通は麻痺する。

昨日の天気予報では、雪⛄。

本日開催予定は前日の段階で、すべて延期か中止。 早い判断。(笑)。

娘の高校の補講。息子のバスケットの新人戦。マラソン大会。会社の業務。

みんな中止。

今も雪が降っている。

 

急なオフ。さて何しよう。

会社の数字に目を通したり、小学校のPTAで頼まれている原稿も書かねば。

知人のレジメも作らないと。、、、忙殺。

昨日、お世話になっている方から、

「忙しいうちが花だよ。」とのお言葉。 

 

ここのところ全然時間が取れなくなってる。夕食も自宅で食べるのは週2くらいか。

引継ぎ時期なので、準備もしなければ。やるべきことは沢山ある。

みんな前に押し出さなければ。

 

録画してあるテレビも見たい。  本も読みたい。

どんな本を読んでるの?と聞かれる事が多いので少し紹介。

今、手元にあって読んでいる本です。

〇『せりふ集』 井上ひさし  新潮社 

井上ひさしの言葉の魔力。笑える。泣ける。

〇『こころのふしぎ なぜ?どうして』 高橋書店  

今話題の本。心にまつわる疑問をわかりやすく解説。この本いい本です。お勧め。

〇『たましいの場所』  早川義夫  ちくま文庫

歌は心を率直に揺り動かす。

〇『楢山節考』  深沢七郎  新潮文庫

深沢七郎、パーソナルは破天荒だが、読み返したくなる作家だ。

〇『人間の縁』  浅田次郎  海竜社

浅田次郎の幸福論。強さと優しさは同居している。

〇『胸の香り』   宮本輝   文春文庫

今思うと宮本作品は、人間の根底の思いが動く作品が多いのだが、若い頃の厳しい時期に、救われた。

宮本輝作品は僕にとっては恩人だ。しかし年を経て、響かなくなっている。残念だ。

〇『とりつくしま』   東直子   ちくま文庫

東直子の詩人としての才能は別格だ。短編集もここちよい。

〇『業政駆ける』   火坂雅志  角川文庫

上州の名君と言えば業政である。僕のなかでは歴史上の人物でベスト5かな。

 

いきなりのオフ。さてどうしよう。

雪は降り続けている。

犬はお外で駆け回る。

 

73、立春の初雪、伊勢詣。

先日、中部・近畿地方を訪問させていただきました。

お客様におかれましては、お時間をいただき、またお心づかい、

ありがとうございました。

暦は立春ですが、伊勢崎は初雪です。

早朝に出発する時は、底冷えの寒さでしたが、雪は降っていません。

関東は午後から雪が降りました。

高速道路を関越から東名へと乗継ぎ、走ります。

久しぶりの第二東名ですが、相変わらず、ゆったりの道幅で走りやすいです。

トンネルも多いですが、気になりません。

静岡での商談が終わり、滋賀へ向かいます。

琵琶湖のほとりのビニールハウス群は圧巻です。

ハウス内もご厚意で視察させていただきました。

全国様々なハウス施設にお邪魔させていただいておりますが、

どこのビニールハウスも、工夫が施され、興味深いです。

いろんな知恵には感心します。

 

昨年同様に、エクステリア商材で伊勢を訪問しました。

草津ジャンクションから、結構な距離です。

 ようやく伊勢市でホテルにチェックインです。

早起きしたので体に応えます。年には勝てません。早々にダウンです。

 

早朝、雪が舞っています。

 

伊勢市にて打ち合わせを済ませ、昨年同様に

伊勢神宮内宮    http://www.isejingu.or.jp/     を参拝しました。

昨年は遷宮でしたので、混雑しておりましたが、今回は平日にもかかわらず、

昨年以上の人手に驚きました。

内宮の石段は、私の自宅の石積み工事でもお世話になりました

藤岡市の(株)ふじしげ  http://www.fujisige.co.jp/index.html  

さんが手掛けた石段です。 何かご縁を感じますね

おはらい町  http://www.ise-kanko.jp/oise/oharai.html   は相変わらずの人混みです。

赤福本店で、ぜんざいをいただきました。甘すぎずお餅も香ばしく、絶妙です。

そして初めての伊勢うどんです。昨年は残念ながらいただけなかったので、

楽しみでした。麺は太目で柔らかさには驚きました。

甘辛い少なめのつゆに絡ませていただく感じです。油そばみたみな絡める感じですね。

麺がやわらかいので、どうかなと思いましたが、意外にも、つゆとマッチし、

なかなかのお味です。日本の麺類は美味しい。色んなうどんがあるものです。

 

田原市に用事がありましたので、高速道路は使わず、

伊勢湾フェリー http://www.isewanferry.co.jp/index.php 

で鳥羽から伊良湖へ向かいます。

フェリーの船内は意外と広く、55分の船旅ですが快適です。

伊勢湾は穏やかで水面も輝き絶景です。

フェリーを降りると、田原市です。

噂にはきいておりましたが、メロン団地とキャベツ畑、日本有数の規模です。

メロンの食べ放題の看板。初めて見ました。(笑)

それにしても日本は広いです。知らない事が多いのには驚かされます。

見聞きほど、身になるものはありません。わからないということを認識する。

生きている感謝が抜け落ちない様に。

「さあ若者よ。旅にでよ」 叫びたくなります。

 

今回、2年連続で伊勢神宮に参拝することとなりました。

何かのご縁か、導きか、人生のタイミングなのか。

江戸時代、伊勢詣でがブームでした。時を経て再びのムーブメントです。

「お陰様」の精神が宿ります。

こちらから頭を下げる。こちらからあいさつをする。

こちらから手を合わせる。こちらから詫びる。こちらから声をかける。

まさにホスピタリティ・思いやりです。