66、天高く、秋。

暑い夏を台風が持ち去った。

一気に上空の空気が入れ替わり、天高く秋が来た。

ゲリラ豪雨、竜巻、大雨と、自然は厳しく、人間への代償は甚大だ。

日本は四季がなくなり、夏と冬だけの二季になる勢い。

 

秋晴れの中、息子の運動会に出席した。台風明けの秋晴れの一週間のせいか、

突き抜ける空の青さだ。

団に分かれての優勝争いを展開するので、盛り上げる。

うちの子も、力の限り声をあげ、応援していた。

きちんと物事に向き合う姿勢、気持ち。頭が下がる。

自分の中の引き出し。余計なものは捨てて、シンプルに。

 

地方の農産物直売所も、栗やら柿やらと 秋らしいラインナップ。

栗を買ってきて、茹でて食べる。無言。食べるのに集中。

残った栗は、渋皮煮へ変身。 

秋は楽しい。

 

65、震災を憂う④

先週末、山形・宮城へ訪問させていただきました。

お客様におかれましては、貴重なお時間を対応下さり、ありがとうございました。

栃木・福島と東北自動車道を北上していくと、

まさに日本はお米の国だと気づかされます。

お米は頭を垂れ、金色に、たわわに実っています。

見渡す限りの米畑は、まさに日本の初秋です。

山形では、先月の日本海側での大雨に見舞われた影響で、

土砂崩れ等の災害の爪痕が見受けられました。道が崩落した個所もありました。

翌日は仙台から南下したので、名取市の産地や仙台空港や閖上に立ち寄りました。

11日ですでに震災から二年半です。

震災から幾度と東北を訪れ、現状を目の当たりにしてきました。

震災時、大津波に襲われた名取市上空を自衛隊機が上空から映した画像は、

鮮明に焼き付いています。昨年は立ち入り禁止になっておりましたが、

ようやく入れるようになった様です。しかし現状は何もありません。

これが現実です。

白石で遅い昼食をとっていたら、地元のローカルテレビで

震災から二年半が経過した特別番組を放送していました。

トップニュースは、被災地では最後に、宮城県石巻市の、

長面(ながつら)地区と尾崎(おのざき)地区で、

震災以来2年5カ月ぶりに電気がともった。福島第一原発の周辺を除き、

最後の復旧となったと伝えています。

まだライフラインが復旧していないのかという驚きと、

関東と東北の温度差を改めて感じました。

震災で流された写真を復旧するボランティア団体の話等や、

伝えられていない事が多いのです。

スピード感がないな。早く早く。

オリンピックも大事ですが、復旧・復活です。

一度訪れてみるといい。

 

64、大荒れの日本列島

先日、月曜・火曜と中部地方へ訪問しました。

お客様におかれましては、お世話になりました。

伊勢崎から高速に乗り、諏訪湖までは快適な天気でした。

岡谷JCから、中央道に入ると一変、大荒れの天気です。

事故も数か所あり、転倒している車両もあったりと、ヒヤヒヤの運転です。

滋賀で、商談を終え、琵琶湖を北上しましたが、ガスで全く見えません。

昨日のニュースでは大垣で一時間で100ミリをこす大雨。

一昨日、宿泊した岐阜市でも記録的大雨だったようです。

ゲリラ豪雨なんて言葉もここ二・三年で定着しました。

降り方が尋常ではありません。バケツをひっくり返した感じです。

自宅の前も、雨水がはききれず、すぐに冠水してしまいます。

日本がすべてこんな感じですので、おかしいですね。

秋雨が農作物にダメージを与えないか心配です。