33、落とし穴

慣れは怖い。当たり前と思っている事に落とし穴がある。

今日はミスを2つ見つけた。残念なミスだ。腹立たしい。

誰が悪いというのではない。慣れは対応をおろそかにする。

いい加減さは伝わってしまう。

お客様へのメンテナンスや在庫には注意を払うのは当然だが、予想以上に売れてしま

い予想外で大至急の発注を受けることはままある。

急ぎのオーダーに対し、通常の対応を平気でしている。

大至急と言う事は、非常に困っているので、何とかして欲しいという事だ。

にもかかわらず、対応が遅い。

困っているのだから、出来る限りの速い対応があってしかるべきだ。

残念ながら、この慣れやいい加減さが、仕事を失くす。落とし穴だ。

さらにもう一つ。プロの仕事であれば、商品知識もあって当然。

お客様からご要望があるからと言って、商品も知らずに簡単に売るのでは、

余りにも責任がない。商品には責任と自信を持って販売すべきだ。

残念でしかたがない。

やるべき事を速く、丁寧に。妥協は会社の足を引っ張る。

 

32、仕事の手帖⑥   賢さ

頭のいい人はたくさんいるが、賢い人は少ない。

頭がいい=知識がある。

賢い=知恵がある。という事であろうか。

知識は一人よがりだ。「学識を知る」と書く。

また「知っている事を恵んで」知恵と書く。

知識を知恵に変換できる事が賢さだ。賢さ=知恵である。

自分だけが知っている知識では何の意味もない。

やはり知っていることを恵む、知恵にこそ次がある。

賢さは最大の武器である。

クレバーな奴にはかなわない。