20、仕事の手帖③ 信条

先日、民放テレビで、カルビーの松本会長が御出演されておりました。

司会の方からは、これほどシンプルで正統的な信条を見た事がないと、

感嘆する信条(credo)でした。

このカルビー社の信条は、以前在籍しておられたジョンソン・エンド・ジョンソン社の

信条がベースになっています。

簡単に私なりに略すと「顧客・取引先、従業員や家族、地域社会、株主に対して、

誠実に行動すれば、尊敬・称賛され愛される会社になるという事」です。

これが、会社の存在意義であり、事業運営の核となります。

信条とは、わかりやすい行動指針であり、不変的なものです。

経営指針は会社の良心です。会社の思いです。

私も「会社の信条」を明確にし、道筋をつけたいものです。

 

19、仕事の手帖② テクニック

前回のブログで、売上目標・数字をクリアするためにどうパフォ―マンスするかが

大事だと前述しました。

しかし、パフォーマンスをするには、テクニックが必要となります。

いかにお客様・顧客のニーズにマッチした製品やサービスを提供できるか。

生み出せるか。それしかありません。

いくら高い理想を掲げても、テクニックがなければ、物事を実行出来ません。

テクニックがあって始めて理想を現実にする事が可能です。

テクニックをつけるには、経験と沢山の事を自ら学ぶ事です。

学ぶの語源は「真似ぶ」から、「真似る事」は「学ぶ事」です。

 

18、仕事の手帖① パフォーマンス

昨日、月末のミ―ティングをしました。

当社は9月末が決算ですので、営業部門・製造部門共に、残り1ケ月をどう捉えるか、

また来期に向け、どう展開するかのヒアリングと話し合いです。

毎年変わりませんが、営業部門は売上・コストの数字に対する意識です。

昨年度対比をクリアするという前提。個人としては月の売上・年間の売上を設定し、

数字をクリアするようにどうパフォ―マンスするか。

「今現在、何をすべきか。」「短期的に・中期的に・長期的に何をすべきか。」

明確な目標を設定し、進捗状況をチェックしつつ、数字をクリアするため、

どう行動するか。数字という結果をだせる様にパフォーマンスができるか。

製造部門は、いかに無理・無駄・ムラをなくすかです。

製造ロス・機会ロスを減らし、作業効率を上げて、利益を上げる事がテーマでしょうか。

残念ながら、どの会社も往々にしてオペレーターさんは、製造工程の失敗を、

ゴミとして扱います。失敗した材料や不良品も大事なお金なのです。

品物や原料や材料=お金 と言うコスト意識がないと、ゴミ扱いですので、

いつまでもロスは減りません。こうした日常化は現場の落とし穴です。

ロスを減らす意識・自信の作業性の効率化・品質のよい製品にこだわり、

継続して取り組む事が、製造部門テーマです。

最高のパフォーマンスが、出来る様になれます様に。