1、金冠日食とスカイツリー

先週は歴史の流れの中でも、金冠日食の様なドラマあり、またスカイツリーのオープンと

 エポックメイキング的な週でした。 金冠日食は、私の住む伊勢崎市では晴天に恵まれ、

最初から最後まで世紀の天体ショーを見る事ができました。この日は子供の登校が

一時間遅れとなりましたので、私は子供達と日食グラスを取り合いながらワイワイと

一緒に見ました。 見られるとは期待しておりませんでしたが、いざ見られるとなると

「流石に一生に一度の太陽の指輪」ですから興奮しますよね。現金なものです。(笑)

 日食が始まってからは、辺りも幾分暗くなり、太陽に紫外線防止フィルターを かぶせた

様な感じの空でした。温度も1~2度低くなったと後で聞きました。 それにしても驚くべき

は「DREAMS・COME・TRUE・ドリカム」です。 22年前の『WONDER3(ワンダースリ

ー)』に収録されている『時間旅行』の歌詞の中で、 『指輪をくれる?ひとつだけ2012年

の金環食(金環日食)まで待ってるから、とびきりのやつを忘れないでね。』と歌っていま

す。 2012年の金環食を一緒に彼と見たいという想いを『太陽の指輪』として例え、

22年前に発表ですよ。この話題を!吉田美和、やはり天才。

翌日のスカイツリーのオープンは残念ながら、雨のスタートでしたが、

 今週末には、100万人来場と盛んにテレビでアナウンスしていました。

スカイツリーは高さ634mにちなんだ商品がたくさん販売されている様ですね。

スカイツリーが新電波塔として「武蔵」と名乗るなら、対峙する東京タワーは

旧電波塔となり、 さしずめ「小次郎」でしょうか。 巌流島の決闘では、

小次郎は待ち疲れ、苛立ちが要因で負け、一方の武蔵は櫂を木刀にして迷いなく

一太刀に掛け勝ちました。現世ではスカイツリー人気の一太刀は強力ですが、

 小次郎東京タワーは、来年のテレビ電波が移行後、どんな戦いを見せてくれるか

楽しみですね。個人的にも東京タワーのフォルムが好きですし、東京タワーらしい、

存在感と個性のある戦い方で共存していくのでしょうね。 ただ残念なのは、

私の住む伊勢崎市は、東武伊勢崎線(いせさきせん・東京都台東区の浅草駅から

群馬県伊勢崎市の伊勢崎駅 を結ぶ東武鉄道の鉄道路線)の名称で電車が動いていま

すが、2012年3月17日より浅草駅 – 東武動物公園駅間・ 押上駅 – 曳舟駅間の区間の

名称が 「東武スカイツリーライン」に変更されました。少しさみしいですね。

 しかし日本のランドマーク的な建物です。私も天空の回廊を歩き、異次元の高さを体感

してみたいです。年内には訪れてみようと思っています。